
2月より導入された、「プレザラン」のハインツコラボメニューは下の通り。
1週目は、ハッシュ・ド・ビーフ、サラダ、スープ 1,000円。
2週目は、魚介のラザニア、サラダ、スープ 1,000円。
3週目は、ミートローフサンドウィッチ、ポテト、スープ1,100円。
週変わりで導入したランチメニュー
1週目のハッシュ・ド・ビーフは、ソースマトリックスシリーズのデミグラスベースとフォン・ド・ブッフ、フォン・ド・ヴォライユ、トマトストック ベルオルトを使用。
「通常、市販のソースは使用せずに、店舗で作っていましたが、デミグラスベースを使用することで、仕込み時間が短縮されました。トマトストックは甘味が非常に強い。通常は、トマトを煮詰めて酸味を飛ばすのですが、それは省略しました」と、山口シェフ。
出来上がったハッシュ・ド・ビーフは、牛肉の他に玉葱やキノコがたっぷり入ったソースを、白いご飯にかけた料理。大量に仕込み、提供時間も短縮できるメニューは、忙しいランチメニューとして最適だ。 「ランチタイムのお客様から、『すぐにできるメニューはありますか』と聞かれることがあります。そんな時にこそ、お奨めしやすいメニューです」と、答えるのは店長の川村雅一氏だ。
2週目のメニューは、魚介のラザニア。
アメリカンソースとトマトホールをベースに、海老、イカ、帆立を具材にした魚介のラグーを作り、ホワイトベースを使用したホワイトソース、ラザニアを順番に重ね、チーズを乗せて焼き上げる。
「ラザニアをおいしく仕上げるポイントは、魚介のラグーとホワイトソースを同じ濃度で作ること。ハインツのホワイトベースは、少々粘度が薄いように感じたので、炒めた玉葱と白ワイン、生クリームを加えて煮詰めて味を決めました」(山口氏) 。
オーブンから出したラザニアは、チーズとソースが溶け、表面がグツグツしたアツアツの状態で提供されるのがいい。チーズの焦げた香りが、鼻をくすぐり、食欲をそそる。テーブルに運んだ瞬間にお客様から歓声があがったメニューだ。
3週目のミートローフサンドウィッチは、トーストしたパンにミートローフと特製ソース、サワークリームソースをはさんだボリューム感満点のメニューだ。
特製ソースは、炒め玉葱にフォン・ド・ブッフとトマトケチャップ、タバスコ、中濃ソースを加えて作る。男性客でも、これ一品で充分満足できるボリューム感である。
「トマトケチャップと中濃ソースを混ぜたソースは、どこか懐かしい味わいで、特に男性客に人気でした。お好みでマスタードを付けても合います」(山口氏)。
サンドウィッチの付け合せは、アツアツのフライドポテト。ハインツのトマトケチャップとマスタードとの相性は抜群で、お客様からの評判も上々だそうだ。

ハインツのソースで広がる、楽しい新メニュー
今回のハインツコラボメニューの導入にあたり、山口氏から「ガス、電気のランニングコストの削減、仕込み時間の短縮というメリットはありました。ソースをベースに新メニューを作成するという試みが初めてだったのでソースに合う具材や味付けを考える作業は、とても楽しかったです」という感想があった。ハインツのソースからメニューを作成するという新たな試みを満喫したようだ。
この他、山口氏より、平原さんへのリクエストとして、デミグラスベースとホワイトベースの一缶の容量を大きくしてもよい、味のリニューアルについての要望、こんなソースを開発してほしいなど、話題はつきなかった。